基礎と経験

こんにちは。フラコッタデコです。
昨日、生まれて3か月の子供の湿疹がひどくなってきたので、
病院に連れて行きました。
顔が赤くなってしまい、プヨプヨのお肌がザラザラに・・・。
3か月なので、やわらかい赤ちゃんの感触を楽しみたいのに、
私の肌よりもガサガサ・・・。
なんともかわいそうなので、1回皮膚科に行ったのですが、
簡単にステロイドを出されて、「塗っておけば治るよ」と言われました。
当然、塗ればサっときれいになるのですが、ちょっと経つと
また赤いブツブツがでてきて、ガサガサのお肌に・・。
ステロイドは強いお薬だと聞いているので、このままでいいのか心配になり
昔行っていた(上の子のときにお世話になっていた)少し遠い
小児科へ昨日、行ってきました。
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湿疹の様子をみたお医者さんは
「もう少しステロイドは待ったほうがいいね」と言いました。
そして、「ステロイド」を使わない理由として、先生が3つの指針を教えてくれました。
3つの指針を教えてくれたあとには、もう一言。
「あとは、経験なんだけどね。。。。」
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すごいなぁ、と思いました。
しっかりとしたガイドライン、基準を設けて説明をするチカラ。
「基礎力」「土台」とでもいいましょうか。
そして、あとは「経験」
いくつもの症例をみて、培った能力・経験。
医学は人間を相手にしているものなので、
個人個人によって症状も効き目も違います。
なので、一般的な教科書・ガイドラインだけをそのまま当てはめるわけにはいかない。
基礎があって、さらに経験がある。
充分な説明が、信頼となる。
結果、スキンケアだけでとりあえず1週間を見ることになりました。
そして、その経過をみたうえでの、治療計画を立ててくださいました。
お花も生き物です。家電やお菓子などとは違って、商品が生きています。呼吸をしているのです。
だから、見た目は一緒でも、成育環境や輸送手段によって
鮮度も持ちも違います。そして、美しさもラインも違います。
お客様がお店に来て、最高な状態で美しいお花をご覧いただけるように、
目利きのポイントにそって仕入れをして、
基礎的な処理をしたからといって、必ず毎回、状態や品質が一定するとは限りません。
でも、目利きのレベルアップを図ったり、
基礎的な処理をしたり、それでもだめならば方法を変えて工夫をしてみたり・・・。
これが、経験・蓄積となって、
安定したレベルのお花を維持できるようになるのでしょうね。
そして、これが
「信頼」=あのお花屋さんに任せておけば大丈夫、とか
「付加価値」=あのお花屋さんのは必ず長持ちする、とか
といったものになるのでしょうね。
昨日は、子供の病院を通して、そんなことを感じた1日でした。
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